前回Web会議用マイクの選び方について紹介しました。
今回は数あるマイクの中からおすすめのスピーカーフォンを金額別にピックアップして紹介したいと思います。
一人用でおすすめのマイクなどは次回紹介します!
複数人使用でおすすめするマイク – スピーカーフォン
5,000円以下
mo-mic01
商品スペック
サイズ | 13.5×13.5×3.5cm |
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重量 | 約120g |
ケーブル | 約150cm |
電源 | USBより給電 |
使用範囲 | 本体から約4m |
対応OS | Windows10 |
USBを繋ぐだけで使用可能ですので、動作確認がされているWindows10のパソコンであればすぐに使用可能です。
本体から4mの範囲の声であれば拾ってもらえるので、小さい会議室であれば十分に使用できる商品です。
ですが、周囲が静かでなければ全ての音を拾い環境ノイズとして相手に届けてしまいます。
また、マイクの音質が少し悪いので、そこが残念です。
5,000円以下でできるだけ安く!という方にはおすすめできる商品です。
Elegirme – スピーカーフォン
商品スペック
サイズ | 8×8×1cm |
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重量 | 約100g |
ケーブル | 約200cm |
電源 | USBより給電 |
使用範囲 | 本体から約3m~5m |
対応OS | Windows XP/7/8/10、Mac OS |
対応OSが一般的に使用されている殆どのパソコンで使用可能です。
端末自体がものすごく小さく軽量ですので、持ち運びも簡単です。
使用範囲が3~5mですが、3mくらいで使用する事を推奨します。
本体にAUXが搭載されており、イヤホンや外部スピーカーなどに接続して聞くことが出来ます。
音質についてはザーといういわゆるホワイトノイズは気になってしまいます、値段相応の音質です。
10,000円以下
eMeet Luna Lite
商品スペック
サイズ | 12×12×3.65cm |
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重量 | 約290g |
電源 | USB給電 |
使用範囲 | 5~8名 |
連結機能 | 2台連結可能(最大12名対応) |
バッテリー容量 | 2600mAh |
バッテリー持続時間 | 最大15時間 |
接続方式 | USB / Bluetooth |
対応OS | PC、Mac、iOS、Android |
Bluetoothでの接続が可能ですので、スマートフォンでも使用可能となっております。
eMeet Luna LiteのBluetooth接続の速度は他の商品に比べかなり早いです。
オーディオケーブルを使用して、eMeet Luna Lite同士を接続し、連結させて使用することが可能です。
連結をさせ、より多くの人数に対応して使用することが可能です。
この商品はVoice IAモード(エコーキャンセリング機能・ノイズキャンセリング機能)が魅力的で、キーボードの打鍵音や環境音をかなり軽減します。
ですが、ZOOMやTeams、Skype等ソフトウェア自体にノイズキャンセル機能が搭載されているものもONにした状態でVoice IAモードもONにしてしまうと、言葉の冒頭や語尾が消されてしまう可能性があり、相手に伝わっていない場合があります。ですので、ソフトウェアのノイズキャンセル機能をOFFにするか、Voice IAモードをOFFにするなど、臨機応変に対応をして使用するのをおすすめします。
音質自体もWEB会議で使用するのであれば十分な音質です。
Amazonで購入する場合頻繁にタイムセールが行われております。月に約3回くらいの頻度で行われております。
セール時の価格は約6,800円で購入出来ます。
こちらの商品は上位商品があり『eMeet Luna』という商品名です。『eMeet Luna』と『eMeet Luna Lite』との違いはBluetoothアダプタの有無です。
近年の一般的なノートパソコンにはBluetoothが搭載されておりますので、Bluetoothが搭載されているパソコンの場合無駄な付属品になります。
Bluetoothが搭載されていないパソコンで使用するのであれば、Bluetoothアダプタが付属している『eMeet Luna』を購入するのをおすすめします。
『eMeet Luna』も頻繁にセールが行われており、セール時の価格は約9,000~9,500円で購入出来ます。
Anker PowerConf S3
商品スペック
サイズ | 12.4×12.4×2.8cm |
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重量 | 約340g |
電源 | USB給電 |
使用範囲 | 2m / 3m |
連結機能 | 未対応 |
バッテリー容量 | 6700mAh |
バッテリー持続時間 | 最大24時間 |
接続方式 | USB / Bluetooth 5 |
対応OS | PC、Mac、iOS、Android |
Anker PowerConf S3には「USB Type-A」「AUX(アウトプットのみ)」「USB Type-C」3つのポートがあります。
「USB Type-A」は、Anker PowerConf S3をモバイルバッテリーとして使う場合に出力として使用するポートです。
「AUX」は、イヤホンや外部スピーカーなどに接続して聞くことが出来ます。
「USB Type-C」は、有線接続で使用する場合やAnker PowerConf S3本体を充電する際に使用するポートです。
エコーキャンセリング、残響抑制、ノイズリダクション機能を採用しており、よりクリアな音質でWEB会議をすることが出来ます。
スマートフォンにAnker Soundcoreアプリをインストールすると、サウンドモードの切り替えができ、マイクの感度を変更することが出来ます。
マイクの感度は「シングルモード」と「グループモード」の2つがあり、シングルモードは2m以内、グループモードは3m以内の音を主に拾うようになります。
※初期設定ではシングルモードに設定されております。
利用シーンや周囲の雑音の状態によって使い分けが可能です。
商品上部がファブリック素材で出来ているため、機械感が薄くおしゃれなのがポイントです。
ポーチも付属しているので、本体を傷付けることが無く、持ち運びができるのもポイントです。
15,000円以下
サンワサプライ MM-MC28
商品スペック
サイズ | 11×11×6.3cm |
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重量 | 約410g |
ケーブルの長さ | 約1.5m |
電源 | USB給電 |
使用範囲 | 5m |
連結機能 | 未対応(上位モデルは対応) |
接続方式 | USB |
対応OS | PC、Mac、PS4 |
こちらの商品は楽天だと少し高いですので、Amazonで購入するのをおすすめします。
MM-MC28は、360度音を拾いますが、マイクは1つしか搭載されていないので、置き場所によってはあまり声を拾ってくれないこともありますので、ご注意ください。
声はかなりクリアで相手に届けれるので、会議使用ではかなり優秀です。スピーカーもかなり優秀で、ハウリングも一切しないのが特徴です。
上位モデルのMM-MC35を使用すれば、2台まで連結可能で、使用範囲も7.5mに拡張されます。
※本体同士の接続方法はLANケーブルを使用します。
20,000円以下
Jabra Speak 510
商品スペック
サイズ | 12.19×12.19×3.3cm |
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重量 | 約195g |
電源 | USB給電 |
使用範囲 | 4名 |
連結機能 | 未対応 |
バッテリー持続時間 | 最大15時間 |
接続方式 | USB / Bluetooth 3 |
対応OS | Windows、Mac、iOS、Android |
Jabraと聞いても聞き馴染みが無いメーカーかもしれません。ですが、Jabraはデンマークのメーカーでかなりの老舗企業です。
Jabra Speak 510の使用範囲が商品スペック上では4名(だいたい1mくらい)と記載されていますが、2m以内であれば声を張らずに拾ってくれます。
ですので、1.5m以内の使用であれば十分に使用できます。
特にノイズとかも無く鮮明な声を相手に届けてくれるのでかなり良いです!
スピーカーも優秀で、ノートパソコン付属のスピーカーより鮮明に音が聞こえるので、相手の声もしっかりと聞き取ることが出来ます。
また、スピーカーフォンを使用していないときは音楽などを流すスピーカーとしての役割として使うことも出来ます。
地味な機能かもしれませんが、本体とコードが一緒になっており、コードを本体に巻きつけることで収納できます。「ケーブルが紛失した!」等のトラブル回避ができます。
ですが、コードが断線してしまうと、コードの取替が出来ないので、デメリットかもしれません。
1万円以下で購入できる『Anker PowerConf S3』と比べるとやはり値段相応のこともあり、マイクもスピーカーも『Jabra Speak 510』の方が良いと感じます。
Jabra Speak 510を購入すうるさいに「UC」や「MS」の表記がありますが、スペック上の違いはありません。
説明致しますと、「MS」はマイクロソフト認定の商品でMicrosoft Teamsを主に使用される場合は「MS」を使用したほうが良いかもしれません。
Microsoft Teamsの通知をJabraデバイスで確認することが出来ます。
それ以外(ZOOM等)を主に使用する場合でも「MS」表記のものでも良いですし、「UC」や表記がない無印等を購入されて問題ありません。
値段が安い方をご購入していただいて構いません。
まとめ
今回は2万円以下で購入できるWEB会議向けスピーカーフォンの紹介をしました。いかがでしたでしょうか?
5,000円以下の商品に関しては、「とりあえず会議で使えるスピーカーフォンが欲しい!」という方向けの商品だと思います。
取引先相手等の社外の方とのWEB会議を行う場合、少しでも音質の良いマイクを使用したほうが良いので、1万円以上のものを使用したほうが良いです。
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